日本語の
発音域は外国語と比べますと狭いようで、外国語を学ぶのに苦労する人は多いことでしょう。
それゆえか、
韓国語を学ぶ際も、発音に苦労する人が多いですね。
基本的に韓国語の発音の仕方は、ハングル反切表(パンジョルピョ)を何度も読むことで覚えるのが良いと言えます。
ハングル反切表は日本語の「あいうえお表」にあたります。
ですから、幼稚園生に戻ったつもりでハングル反切表を読むのが基本と言えるのです。
ハングル反切表は別名を「カナダラ表」と言うもので、韓国でも幼稚園でいろいろな形でしっかりと覚えるものですね。
よく言われるのですが、ハングル文字は暗号みたいにみえます。
その暗号に思えるハングル文字の構造は、基本的にはローマ字と同じです。
一度、その原理を理解すれば、原理に従って覚えていけば良いですからけして難しくはありません。
韓国語の音で日本人にとって発音が難しいと言われる音は、二重母音とパッチム(終声)、平音、激音、濃音。
逆に言えば、二重母音とパッチム(終声)、平音、激音、濃音を克服したら、簡単に発音できると言うわけです。
パッチムの中には閉鎖音、鼻音、流音がありますので、合わせると全部で7つになります。
パッチムは韓国語の中では特に重要な役割をしています。
前の音と後に続く音によって発音が変わってしまいますので、韓国語の初心者のうちは、単語の発音の仕方と表記法をそのまま覚えるのが一番良い方法です。
韓国語の参考書や韓国語の学習用CD、またはDVDなど、正しい発音をまず覚えながら自分の発音と比べて何度も確認するとよいです。
自分の発音が正しくできているかを録音して、チェックしてみるのも楽しいです。
自分の発音が客観的にきいてみて、しっかりとできていると思えるようになりましたら、その後の上達も早いです。
また、自分の発音している声とネイティブの韓国人の発音している声が同じかを確かめながら、覚えていくと良いですね。
変な癖がつく前に、きちんとした発音を身に付けることが大切ですね。
韓国語初心者にとって、発音の仕方は挫折しがちなポイントです。
独学が難しいと感じたら、韓国語教室などに通って身に付けるのも良いかも知れないです。
いずれにしても韓国語の発音に慣れるには、何度も声にして出してみること、次に聞くことです。
諦めずに続けていれば、必ず身につくものだと信じてトライ・トライ・トライです。
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